石狩市厚田の神社群

旧厚田村=石狩市厚田区。人口減少傾向は否めませんが、集落ごとに神社があります(ありました)。地域の人の心の拠り所(だった)それらの神社の現在を記録します。国道231号を札幌側から順番に石狩湾沿いに聚富地区から安瀬地区まで行き、その後山側の発足地区も紹介します。

<聚富神社>
鳥居がなかなか頑丈なつくりだ。

社殿前左側の狛犬(阿形)

内部はかなり雑然としている。

聚富開村100年記念碑など、境内にはいろいろな記念碑が〜。

 

<望来神社>
鳥居の注連縄が普段の管理を示している

階段下の灯籠もなかなか立派な造り。

狛犬様がなかなかの威厳だ(向かって左側・吽形)

平和記念碑(望来空襲慰霊碑)


<厚田八幡神社>(古潭地区)
※厚田開村の地が古潭だったのでここにこの神社名

社殿は比較的新しい感じ

狛犬が奉納されたのは嘉永3年(1850年)とある。

神社下の漁港そばにある「厚田村発祥之地」碑

 

<北方真武将帥殿>(古潭地区)
社殿はプレハブ風、屋根に立派な布袋さま?

地域の戦没者・シベリア抑留犠牲者らが祀られている

向かって左側の狛犬(阿形)が勇ましい顔つき

場所は古潭地区の山側に向かう。道路左側のこれが目印。

 

<小谷稲荷神社>



<厚田神社>

街並や漁港を見下ろす場所に鎮座する

木鼻の獅子が立派だ

内部の様子

灯籠の擬宝珠が脱落している


<ポンピラ龍神堂>(厚田漁港そば)
小さなお堂、お守りする人たちが途絶えている模様。

内部の様子 石狩市の公式?サイトではこの存在は今や「伝承」のみとされる。

 

<八大権現>(厚田地区)
道の駅「あいろーど厚田」から展望台へ上る途中に姿が見え隠れする。

国道沿いに老朽化した階段があるが上るのは危険そうだ。

正面入り口 ここにたどり着くには一苦労する。

内部の様子 提灯の文字で神社名が分かる。

そばには朽ち果てた木材が〜旧社殿か鳥居の一部か?

 

<安瀬神社>
安瀬はヤソスケ。国道から近いが、ここまで来るには薮をかき分けて難儀する。

神社はこの奥の森に隠れている。人の気配はなくて〜。

赤いのは鳥居の残骸

軒を支える少し手のこんだ木組み

この石は何だったのか〜?

 

<牧佐内神社>
厚田川の少し上流、当別町青山方面への裏道にこんな階段と木製の鳥居が〜
牧佐内はボクサナイと読む。この辺りの現在の地名は厚田区厚田。

社殿はさほど神社風ではない。季節ごとに草刈りされているらしい。

内部は荒れた様子。 幕には平成元年の寄進とある。



<発足神社>
発足集落の入り口付近にこんな姿。

しっかりした鳥居がある。

発足部落開基100年記念碑がなかなか立派

社殿は至ってシンプルな造り。